JAPAN OPENが今週末に迫ってまいりました。
JSFDという団体が主催するスティールダーツで一番大きなトーナメントです。

このJAPAN OPENは他のスティールダーツトーナメントと違う点が1つあります。
それは予選からチョーカー制が導入されているという点です。
とても重要なことなのに要項に記載がありません。
主催者サイドは何故このことを記載しないのか疑問です。
チョーカーをやったことない人ってスティールダーツ投げる人でもたくさんいると思います。
国内の競技人口の半分以上はやったことないんじゃないかと。
できない人、やったことがない人がほとんどなのに、JAPAN OPENでは参加者全員がチョーカーをやることになります。
どういう狙いで予選からチョーカー制なのかわかりませんが、これがJAPAN OPENに参加しづらい原因のひとつになっていることは間違いありません。
まさか 参加者をたくさん集めたいからチョーカー制のこと黙ってるってことはないと思いますけど。

でもチョーカー制はとてもいいことだと思います。
日本はなぜかスコアラー制がほとんどですけど、世界はチョーカーが普通。
ワールドスタンダードです。

54

チョーカーって何?って人もいますよね、説明します。
ダーツボードの横(チョーカーは左)に立って、取った点数の計算をして、それをスコアシートに記入して残り点も計算して記入する人です。
正直コーラーよりも大変です。
もちろん試合進行を妨げないように行う必要もあるし、審判としての役割もあります。
経験のない人がやるにはちょっと荷が重いポジションであることは間違いないです。

でも慣れてしまえばとても楽しいポジションだとわかるはずです。
チョーカーはスティールダーツの楽しさのひとつです。

このチョーカーは通常国内のトーナメントではベスト8の試合ぐらいから導入されるんですが、
JAPAN OPENでは予選ラウンドロビンからチョーカーが入ります。

IMG_1437
うちの店では先週あたりからJAPANOPENに向けて参戦する人たちがチョーカーを入れて練習しています。
チョーカーの練習になるだけでなく、このスコアシートを見て投げるという練習にもなります。

そして昨日ドリズに「JAPANOPENに出るんですけどチョーカーやったことないんですけど」というお客様がいらっしゃいました。
知らずにエントリーしたそうでFacebookでチョーカー制を知ったそうです。
時間がないということでしたので簡単にチョーカーってものに関してアドバイスをさせていただきました。

きっとそういう方、たくさんいるんじゃないかと。
そんな方のために自分なりのアドバイスを。

1) 計算はゆっくりで大丈夫
はじめての時は簡単な計算でも焦ってわけワカメ
焦るなというのは難しいと思うけど、ゆっくりやってOKです
急かすように計算中に投げてくる人もいたりますが、気にしないでOK
落ち着いてくれば計算も早くなります
間違えたらプレイヤーが指摘してくれます
間違いを恐れすぎないでいいです

2)動かない
計算して記入しているときはもちろん動いてOKですが、
一度動きを止めたら、プレイヤーが投げ終わるまで動いてはいけません
視線はボードへ、プレイヤーの方へ向かないように
ためにダーツが刺さったところを確認したくて覗いちゃう人がいます
途中で見る必要ないので3本刺さってから覗いて確認すればOKです
投げてる途中で見ようとしないこと
ダブルに入ったのか確認したいときも同様です
投げ終わるまで待ちましょう。
あとたまにあるのがプレイヤーが投げている途中で計算ミスや記入ミスに気付くとき、
すぐに直したいでしょうが、投げてる途中は我慢です、投げ終わってから修正しましょう

3)得点はコールしましょう
チョーカーは点数をコールしなくても、記入するだけでいいのですが、
一応投げたプレイヤーに聞こえる程度でいいので点数をコールしましょう
その方がもし間違っていた場合のチェックがしやすいです

4)堂々としていましょう
チョーカーは変な言い方ですが、一番偉いです 審判も兼任してます
だから堂々としていましょう、これが一番大事です
間違ったらニヤニヤヘラヘラせず、「すみません」といって訂正すればいいんです

5)「チェック」 「スコア」と聞かれたら
チョーカーやコーラーがいるゲームはプレイヤーは投げ終わるまでスローラインを超えることはできません
(いない場合は「チェック」と相手にコールすればスローラインを越えて刺さった場所などを確認できます、ただし絶対ダーツに触れてはいけません)
なので刺さった場所がわからないときプレイヤーはチョーカーに確認をします
チェックとかスコアって聞かれます、聞かれたら刺さったところの点数(60点です)か刺さった場所(20トリプルです)もしくはそこまでの合計点(80点です)と言ってあげましょう
相手がわかればいいので 聞かれた意図を汲み取って答えてあげましょう
ちなみに「レフト」と聞かれたらその時点での残り点を教えてあげなければいけないのですが、
最初はそんな計算してらんねーと思うので試合前に「チョーカーはじめてなんでお手柔らかに♡」と選手に断っておきましょう
ちなみに外国人選手はバンバン「レフト」って聞いてきますので、そのときは「アイドンノー」と答えてあげましょう、たぶん「チェンジ!」って優しい笑顔で言ってくれるはずです

あとですね、補足ですがスコア表の点数に斜め線を入れるのを目にすることがあると思います。
テンパイしてますってわかりやすくするためのものです。
こちらを参考にしてみて、もしやる余裕があったらやってみてください
スコアの斜め線

それと、、、
最後のダブルが入ったら、右手を出して「ゲームショット」とか「X本目」とか「そこまで」とコールします。
書き終わったスコアシートは下に置いちゃってください(下に引っ張れば切り取れます)


さて、ここからは参加されるみなさんに。
今回もチョーカー未経験、チョーカー不慣れな方がたくさん参加されると思います。
誰でも最初は下手くそです、ミスもします。
チョーカーできる人が増えるように、チョーカーって楽しいって知ってもらうために、
スティールの試合に気軽に参加できるようにするために、、、

ちょっとミスしたり、計算が遅かったり、スローの邪魔になっちゃうことあるかもしれません。
でもその人もダーツが大好きな人です、あなたと同じです。
試合はプレイヤーだけじゃ成立しません、チョーカーがいて、スコアラーがいてくれての試合です。
日曜日はそれを頭の隅に入れて参加していただけたら嬉しいです。

チョーカーやスコアラーが不慣れな人は試合前に選手に伝えましょう。
そしたら選手は自分のとった点数をチョーカーに言ってあげることもできるし、
計算間違いがあるかもと注意していてあげられます。
多少遅くても理解してくれるはずです。


敷居が高いと言いながらも、チョーカーできなくても、スコアラー不慣れでも、それでも参加しようと思ってくれた人たちが、また次のトーナメントに出たいと思ってくれるように努力することが自分ができる最低限のことだと思ったし、そういう人たちを応援したいと思ったので書きました。

みんな協力しあってJAPAN OPENを成功させましょう、いい大会にしましょう。

ではでは。


p.s.
おきなわさんこと武島正幸がこの記事をFacebookでシェアしてくれる際につけてくれたコメントが自分が伝えきれなかったことを書いてくれてたんで一緒に載せさせていただきます。

「僕も練習でしかチョーカーやったことありません!!
計算中に投げられると、どんどんテンパって辞めたくなります。
本来は出来ない人に合わせるのはどうなの?とは言いつつも
どうかベテランプレイヤーさんたちが見守っていただけると
今後の業界も発展していくと思います。
そして、出来ない僕も含めたプレイヤーさんは
出来る努力をしましょう。普段の練習に取り入れるとか
○○出来ません!という人に限って何でもそうですが
練習すらやってない人が何事にも多すぎると思います。
本来であればチョーカー制であれば、
チョーカー出来ない=出場資格がない。
と見なされても致し方ないです。
しかし、日本のダーツはまだまだこれから。
みんなで頑張って行きましょう!!」