みなさんがあまりに裏抜きにこだわっていらっしゃるので少し書きます。
正直なところ裏抜きの良さを知らずして、裏抜きしてどうするの?って思います。

裏抜き=リリース後に矢先をあげてウィリーした状態でダーツを飛ばす抜き方

なんですが、ただ矢先をあげるだけじゃ裏抜きの意味ないです。
ここ最近裏抜きリリースというものを本気で検証しています。
そしてとても重要な秘密を見つけました。
それは今まで考えていた裏抜きのメリットだけじゃなく、
さらにいくつかのメリットがあることに気づいてきました。

メリットというより驚く副作用っていうんでしょうか。
裏抜きをマスターすることで結果とても良い副作用が得られます。

それを見つけてからは「表でも、芯でも、裏でも自分のスローがわかっていることが大事 どれでも大丈夫」ってことが言えなくなりました。
スティールやるなら裏抜きがオススメです。
ソフトもスティールも!っていう方にはどうなのかまだわかりません。

裏抜きをつく詰めていくと、世界トップのスロー再現力の訳や、
若手プレイヤーに多いセットアップをしないスローイング(ガーウェン、ルイス、Mスミスなど)の理由も見えてきます。



今までの裏抜きメリット
・リリースが早く、すぐにグリップから抜けるのでミスが伝わりにくい
(なので簡単)
・矢先があがることで放物線の中央あたりから矢先が落ちてくる際に加速が得られる
(初速と終速の変化が少ないので放物線が安定している、、高低差のズレが少ない)
・矢速がなくても失速しないので腕を振るスピードをおさえることができる
(なので疲れない、ミスも出にくい)
・くっつきスタッキングが発生しやすい
(なのでグルーピングやマーキングがしやすい)

ざっとあげてコレぐらいかな。
これが分からないのに裏抜きしても意味ないです。
そして何よりも大事というか、、これスティールダーツでメリットが生まれる技術です。
もちろんソフトで使っても構いませんが先端がソフトティップだとメリットないと思います。

3年前ですかね エイドリアン・ルイスが日本に来てソフトダーツを投げた時の言葉です。
「ソフトでは自分の技術はまったく使えない、勝てるわけがない」
この時は意味がわかりませんでしたが、今はその説明ができます。
この裏抜きスローはスティールだから生きる技術だと確信しています。

何度もいいますが、矢先がリリース直後に上を向くことを裏抜きと名付けましたが、
それをやることが目的にならないようにしてくださいね。
上向けばOKってもんじゃないです、そのメリットを活用して初めて裏抜きなんです。

それとリフレックスポイントも裏抜きの効用がほぼ受けられません。
理由は考えればわかってもらえるかと。

そしてここ最近、自分なりに裏抜きをするためのガイドブックっていうか、、
どうやったら裏抜きできるようになるかの、アドバイス方法を考えてました。
そして今日ドリズの常連さんにちょっと自分の理論を試してもらいました。

おきなわさん(武島正幸)
それまで裏抜きとは縁のない芯抜きのプレイヤーです。

まったくできない状態から30分ほどアドバイスに沿って試行錯誤してもらいました。
その結果がこれです。
※本人に気付かれないよう撮影してます



どうでしょう。
実に綺麗に裏抜きができていますし、裏抜きの効果もみられます。
まったくできなかった人がわずか30分たらずでこのレベルです。
(俺すげぇ! いや、おきなわ氏がすごいんだな)
この映像は矢ばかりに目が行きますが、リリース直後の手首の動き、リリース後の腕のやわらかさ、
手首の返り、力を使っていない点などにも注目してほしいです。
失礼なこと言いますが、実際彼がこんなに綺麗にやわらかく投げるのを見たことがありません。
おきなわ氏を知っているひとはこれみたら驚くでしょう。

彼は裏抜きすることだけに集中してるのにもかかわらず、
副作用でこれだけきれいなフォローが自然にできたんです。
本人はまったく意識してませんがPDCトッププレヤーの腕の使い方と似ています。

そして裏抜きを検証していて自分が感じたメリットを彼も同じように感じてくれました。
おかげで裏抜きによる効用に関して少し自信が持てました。

おきなわ氏にどんなことを言って、どんな練習をしたら出来るようになったのか。
それを文章にするのはまだちょっと無理なんで、いつかマニュアルに出来るようにさらに考察&検証したいと思います。


ちなみに!!!
いろいろ語ってますがドリーが裏抜きできるかどうかは別の話です。
道を知っているのと、実際に歩くのは違うっていうことでよろしくお願いします。

おきなわ氏 壊れるの覚悟で協力してくれてありがとう。
でも絶対に必要な技術が身についたと思うので、これを機にモノにしてください。


今日も偉そうに書いてしまった 反省

ではでは。