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自分のやりたいスローを実際にやろうとしても、
そう簡単にできるものじゃないです。
頭でわかっていても、思うようにカラダは動いてくれない。

素振りではできるのに、ダーツを持ってスローすると素振りと同じようにできない。
きっと体は知っているのに、スローそのものを頭が制御しようとする。

アタマ vs カラダ
思考 vs マッスルメモリー

これって無意識に投げてるときは、スローはカラダまかせにできるんですけどね。
501でスタートしたとき、アタマはそこまでスローを制御しないんだけど、
いざダブルが出た瞬間に思考なのか、脳なのかわからんけど、
そいつらが勝手にカラダを制御しようとする。
そうなるとスローはイメージ通りには出来なくなる。

頭でやるのではなく、カラダにやらせる。
やろうとするのではなく、やらせてあげる。

狙いに入れようと必死にならなくても中級者以上のダーツプレイヤーなら、
ある程度のことはちゃんとカラダに任せればやってくれるのだ。
とはいえ、分かっていてもなかなかできないのが現実です。

でも、アタマに教える必要があるんです。
カラダはちゃんと投げ方わかってるってことを。

ブルース・リーの名言でありますよね。
「Don't Think , Feeeeeel !!!」
考えるな感じろ!っていうアレです。

いつもはそのセリフを思い出して、感じることが大事だなって思うこと多いんですけど、
最近さらに踏み込んだセリフがあることを思い出したんです。
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映画マトリックス!!

主人公ネオの眠っている潜在能力を引き出すシーンです。
このシーン大好きなんです。
その中に出てくるモーフィアスの言葉が、めっちゃいいんです。

Don't think you are , know you are 
やろうとするな、やれると知れ

「感じろ」じゃなくて「知れ」です!

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カラダはわかってるんだから、
お前のオバカなその脳ミソでカラダを抑え込むのはやめれ!
ってことですね。

とにかく考えるんじゃなくて、無心で投げる。
そしてカラダの能力をもっと解放してやる。
ダーツ的に考えればそういう解釈もありかなって思いました。


映画を観ていない人にはわかりにくいかもしれませんが、
そのシーンをちょっと編集してムービー作ってみました。
何かしら感じてもらえたら嬉しいです。



考えるな、感じろ! もいいですけど、
やろうとするな、やれると知れ! っていうのもいいじゃないでしょうかね。

マトリックスという映画は設定が難しいかもしれないけど
とても出来が良い映画なので、観てない方もぜひこれを機に見ていただけたらなって思います。
ダーツ上手くなるかはわからんけど w

ではでは。