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日本ダーツの歴史上、一番世界で活躍した選手は誰ですか?
そう聞かれたらあなたは誰の名前をあげますか?
日本ダーツの歴史に埋もれてしまっている、世界の舞台で活躍し最も結果を残した日本人選手がいたことをご存知でしょうか。

樋口陽子さん(旧姓 小山陽子さん)

今から約30年ほど前にダーツ歴わずか3年で全日本選手権を制覇、翌年も勝って連覇を達成。
ダーツを始めたとき、陽子さんは主婦で仕事もあって子供もいたんです。
そんな環境の中、寝る時間を割いて練習して世界ランキング1位にまでなったすごい人です。
さらに驚きなのは陽子さんについていたスポンサー。
あのシーブリーズで有名な製薬会社ブリストルマイヤーから年間500万円のサポート。
いまから30年前です、現在の価値だと約1.7倍ぐらいなので850万円ぐらいでしょうか。
そしてなんとタイ航空もスポンサーでした。
航空会社にスポンサードされていたダーツプレイヤーがいたなんで信じられません。
年間6回〜7回の海外遠征の航空券がすべて無料だったそうです。

そのスポンサードをいかして世界へ挑戦した陽子さん。
1987年にWDF(世界ダーツ機構)の国際大会に6試合出場し、その全ての試合で優勝。
その結果、WDF女子世界ランキング1位という快挙を達成したのです。
もちろん後にも先にもWDFのランキングで1位になったことがある日本人は陽子さん以外いません。
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元モデルさんということもあり、美しさも世界レベル。
あのジョン・ローやエリック・ブリストーからもモテモテだったそうです。

こんなすごい選手がいたのに、あまり知られていないのが残念です。
間違いなく世界で一番活躍したダーツプレイヤーです。

そんな陽子さんが世界ランキング1位になって思ったこと。
「ダーツは技術じゃないということですね、集中力が90%で技術は10%程度じゃないかと思いました。
重要なのは自分をどれだけ信じられるか、それにかかってくるんじゃないでしょうか。」
この言葉がとても衝撃的で、自分にとても大きな影響を与えてくれました。
やっぱり世界一になった人の言葉は重みが違います。

「8時間練習しても負けるなら12時間練習すればいいじゃないかと」
「練習は自信につながる、でも練習していることに満足しちゃってたら勝てない」
「目的は試合で勝つこと、試合は練習と違って思い通りにならない、だから常にそういう状況を想定して練習をする必要がある」
成功する人の思考というんでしょうかね、もう目からウロコです。

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さて、、ここまで陽子さんのご紹介しましたが、実は僕も最近まで陽子さんのことは知りませんでした。
NEW DARTS LIFEの益田編集長に「この記事は読んでほしいなあ、っていうか読まなきゃダメ」って言われた記事があったんです。
2009年5月号(NDL#37)の「とっておき人物紹介」という記事。
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世界を舞台にもっとも活躍したダーツプレイヤーとして樋口陽子さん、
そしてダーツで世界中を旅した新岡二郎さんのおふたりが紹介されていました。
ダーツプレイヤーのみなさんには是非読んでいただきたい内容です。

ここで朗報です。
NEW DARTS LIFEは過去の記事をWEB化して無償公開しています。
さすがNDL!!
こちらのリンクから陽子さんと二郎さんの紹介記事読めます。
http://www.newdartslife.com/special_article/024.yoko_jiro.html

僕がグダグダ書くよりこのリンク貼れば済む話でしたね。
とにかく世界で活躍したすごいダーツプレイヤーがいたってこと、多くのダーツプレイヤーに知ってほしいです。
YouTubeで「樋口陽子」って検索すると最近の陽子さんのインタビューなどの映像もありますので、お時間のある方はそちらもチェックしてみてください。
機会があったら一度お会いして世界ランク1位になった頃のこと伺いたいです。

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ではでは。