ツイッターで発信した内容をこちらにも。

PDCなどのヨーロッパ系選手たちの投げ方。
国内のトップ選手たちと違います。
もちろん日本のダーツはソフトが主なので技術的な違いはあると思います。
どちらがいいとかではなく、何が違うのか。
今回は肘の高さの話です。

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PDCなどのヨーロッパの選手たち(世界)はセットアップ時の肘の高さが肩よりも低い選手が圧倒的に多い。
一方、国内では肘と肩の高さが同じの選手が圧倒的多い。

世界 = 肩より肘が低い
国内 = 肩と肘の高さが同じ

8割以上がこれに当てはまる。
もちろん双方当てはまらない選手もたくさんいます。
国内でも肘が低い選手はいます。
谷内太郎プロ、知野真澄プロ、村松治樹プロ、山田勇樹プロなどなど。
もっといると思いますが、この方たちは「肘を低くして上手にスローしてるな」って思います。
気のせいかもしれませんが、みなさん国内スティールでも名を馳せている人たちです。

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さてこの図をみてください。
ちょっと大げさではありますが、肘と肩の高さが同じだとスウィングが円運動になりやすいというのを表現しています。
(もちろん肘を下げても円運動がなくなるわけではありません)

テイクバックからセットアップ位置に戻るまではほぼ上方向への力が働く。
なので早いリリースをしようとすると矢が吹き上がってしまいます。
コッキングも同じで手首を使おうにも使えない(器用な人はいるかもですけど)

そんなわけで肘を低くしたほうが、テイクバック最下点から前方方向に力を加えやすい(ような気がする)
手首も返しやすい(ような気がする)
肘と手首の返すタイミングが合えば楽に飛ばすこともできる(はず!)

7月にPDCのプレイヤーズチャンピオンシップを観戦。
128人のスローを目の前でみさせてもらいました。
その時に一番印象に残ったのは、どの選手も力のベクトルが無駄なくボード方向へ伝えられていること。
裏抜きして、矢はフワッとリリースされるんですがなぜか上ではなく前に飛ぶ。
そんで肘をみたらみんな低い。
矢のリリースも肘を振って飛ばすんじゃなくて、手首の返しで飛ばしてた。
それ以来ずっと肘と肩と手首の関係を模索してます。

スティールダーツは質量が高く、先端が鉄。
そのためバレルそのものに力と安定力がある。
なので無理に人間の力&コントロールを必要としません。
肘をさげてパンタグラフな運動で軽く手首を返すだけで飛ばすほうがミスが出にくく安定します。

上方向のエネルギーを極力抑えてできるだけ前方向(ボードに向かって)力を発生させる。
そのためには肘が低いほうが、有利なように自分は思います。

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肘の使い方、肩の使い方に関しては押し相撲がとても参考になります。
ヨーロッパの選手たちの投げ方ってこれに似てます。
逃がし方、力の伝え方。
ぜひ参考にしてみてください。

紙ひこうきを飛ばすとき、肘と肩を同じ高さにして飛ばさないと思います。
みんな肘を低くして、手首を上手につかってスゥ〜と紙ひこうきを飛ばすと思います。
スティールダーツ同じです。

ではでは。