IMG_5816
ユニコーンの新しいボードを買ってみました。
ECRIPSE HD2 PRO Edition
国内で売ってなかったのでイギリスから通販で購入。
送料入れたら1万7000円ぐらいです。
早く国内で販売してくれるといいですね w

さて、HD2からHD2PROは何が変わったのか。
個人的には大きく2つの変更。
1つはナンバーリングの変更。
IMG_5817
以前はプラスチック製で数字が取り外せるタイプでした。
それが鉄製で溶接されたものになりました。
IMG_5823
丈夫でいいんですが、簡単に塗装が剥げます。
届いたときには白い塗装が剥げたナンバーがちらほら
IMG_5822
このナンバーリング、他のボードのものより少し直径が大きいです。
これはHD2PROだけしか使えないと思います、無理矢理なら使えるかもですが。

IMG_5814
もう1つの変更点はUNILOCKが付属したこと。
これはボードを壁に取り付けた際にできる隙間をネジで埋めるものです。
BLADEのROTA-LOCKに対抗したものになります。
ROTAの場合はボード側にネジの差し込みが作ってあるので、付属のネジを取り付けるだけでした。
UNILOCKはボードには何も加工をしていないので自分ですべて取付ける必要があります。
実際に取り付けてみましたが、とても面倒な作業でした。
それでいてモロイ。
しかも自分のだけかもしれませんが、ネジが奥まで入らないため高さ調整ができず使いものになりませんでした。
(付属していた3つともネジが奥まで入らなかった)
せっかくの新しいシステムでしたが、仕方なく外しました(残念)

IMG_5796
それ以外では大きな変化は特にないように思いました。
ワイヤーは少し細くなっていますが、BLADE5と比べるとワイヤーの作りが甘い印象。
それでもunicornがBLADE5に負けないよう努力しているのは感じとれます。
ボード表面に関しては刺さった感触が少し向上した印象。
刺さりはポイントの奥までしっかり入ります。
HD2からPROになって音も良くなった感じです。
ただ耐久性はありません。
とはいえ、PDCトーナメントで使用することを目的としたボード。
耐久性は不要です、つねに新品の状態で使われることを想定して作られているので仕方ないですね。
PDCツアーボードに耐久性を求めるのはナンセンス。
深く刺さるし、音もいい音出ている、視認性も良い、トーナメントボードとしては文句なしです。
あと1つ他のボードと比べて違う点が。
これはエクリプスHD2とHD2PROに共通していることなんですが、ボードが他のボードより大きいです。
ボードの直径が45.5cmあります、他のボードは44.5cmです。
1cmだけなんですが、この差のせいで通常のサラウンドだと入りません。
かなり無理矢理入れ込まないと無理。
うちには10年モノの内径が伸びたサラウンドがあります。
他のボードだとガバガバなんですけど、HD2PROにつけるとキツいですが丁度入ります。
なので購入しようと考えている方はその点にご注意ください。

IMG_5821
どこのメーカーもBLADE5の品質に追いつけ追い越せと商品開発をしています。
HD2PROもBLADE5が存在しなかったら間違いなく世界最高峰ボードです。
それぐらいWINMAU BLADE5というダーツボードが良すぎる、それもズバ抜けてです。
でもHD2PROはPDCツアーでTV中継で使われるという目的が最優先。
BALDE5とは目的が違うということを今回感じました。

00
PDCは試合で採用するボードに関してunicornと契約延長しました。
unicornには今後さらなるボードの品質向上に努めていただきたいと思います。
期待してます!!

ではでは。