選手が投げた3本の矢の合計点数を素早く計算してコールする人をCALLER コーラーと言います。
日本にはいませんが世界にはコーラーでご飯を食べてるプロフェッショナルがいます。
世界最高峰のプロダーツ団体PDCのコーラーをご紹介します。
PDCのTVマッチでコーラーを務めているのは今現在4名です。

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やはり最初はこの人、PDCの看板コーラー ラス・ブレイ 。
彼のガラガラ声から発せられる180点コールはPDCの代名詞ともいわれています。
日本には毎年PDJファイナルのコーラーとして来日しています。
彼に180をコールしてもらうことはスティールダーツを投げる人の夢ですね。

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パピーことジョージ・ノーブル。
パピーは「子犬」という意味で子犬のような容姿からつけられたあだ名のようです。
以前はBDOのメインコーラーだったパピーですが、
クレバーかつクールな発声で古くからのファンも多いようです。
実際、ボクのまわりでも彼のコールを真似する人が多いです。
あの独特な発声はなんとなく真似したくなるんでしょうね。

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ポール・ヒンクス。
ニックネームはレイトン!
PDCでのコーラーデビューは2004年。
コールの仕方も、声もいたって普通の教科書コーラー。
現役コーラーの中でも最年長の彼はほとんどミスをしないことで有名。
PDCコーラーの常任理事ですが、プライベートでは3人の子供をもつ優しいパパです。

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一番若いコーラーのカーク。
語尾の音程が下がるちょっと変わったコールをします。
彼はこの後紹介するスペンドリーに変わってPDCコーラーになった新人コーラーです。
新人といっても彼の計算能力は卓越していて、イギリスTV番組の「カウントダウン」という計算を争うTVショーの第60代チャンピオンにもなっています。
ちなみにコーラーをする前の職業は数学教師 。
ニックネームのカーキュレーターはカリキュレーター(計算機)と彼の名前をモジったものです。

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最後は昨年の年明けに引退したブルース。
長い間PDCコーラーを務め2013年のワールドチャンピオンシップを最後に引退しました。
彼のラストコールだった試合で優勝したフィル・テイラーは彼へのリスペクトとしてワールドチャンピオンシップの優勝をブルースに捧げるとして引退に花を添えました。
また今では当たり前に使われている試合開始の「ゲームオン」や最後のゲームショット時の「ゲームショットオンザマッチ」を最初に使ったのはブルースです。
引退後、PDCホールオブザフェイムに殿堂入り。

以上、ざっとご紹介しました。
PDCプロプレイヤーだけでなくプロコーラーもぜひ覚えちゃいましょう。

最後にPDCのスタッフ紹介動画をくっつけておきます。


ではでは。