ドリー・ファンク・ラブ

PDCプレミアリーグもいよいよプレイオフ。
15週間の予選リーグ上位4名によってチャンピオン決定戦がおこなれました。


1位 マイケル・ヴァン ガーウェン（オランダ） PDCランキング1位の絶対王者
2位 デイブ・チズネル（イングランド）初のビックタイトルを狙う
3位 ギャリー・アンダーソン（スコットランド）現世界チャンピオン
4位 レイモンド・ヴァン バーナベルト（オランダ）最下位からまさかの復活！昨年チャンピオン


セミファイナル 第一試合
デイブ・チズネル vs ギャリー・アンダーソン
チズネルの先攻で試合開始。
セミファイナルは10レグ先取。
チジーはここでも好調、いよいよビッグタイトルか？という流れ。
ギャリーも負けずに追随。
結局1ブレイクずつで9-9のフルレッグ。
フルレッグでもタイブレイクなし、再ミドルもなしでチジー先攻。
チジー 32 - 116 ギャリー
ここでドラマが、、

チジーまさかの32あがれず、、
まさか32点を上がれないとは！
負けを覚悟していたギャリー、集中して116点をトライ。
T19-S19-D20と見事なハイオフ！！

まさかのまさか！ギャリーが崖っぷちからまさかの逆転勝利！
チジー最後の最後でやっちゃいました。
悔しいだろうなぁ 9割勝利を手にしていたのに。
そもそもチジーは164点残りをT20-T20と打って上がりにいかずの32点なんですよね。
こういうの何度も観てますけど、やっぱり守ったら負けなんですね。
チジー悔やんでも悔やみきれないミスでした。
とはいえギャリーのハイオフは見事でした。
ギャリー 決勝進出！



セミファイナル 第2試合
マイケル・ヴァン ガーウェン vs レイモンド・ヴァン バーナベルト
オランダ対決です、昨年のファイナルはこの二人でした。


バーニーはこの日のためにゲームシャツ新調してます。
派手ですわー 笑

試合は4-4までキープ合戦。
バーニー本当に復活しました。
そしてバーニーが先にブレイク！
5-4になったところでバーニーが9ダーツトライ！
8本決めました！T19決まった時はD12は間違いないって空気でしたけどね。
惜しかったです。


【動画 バーニー 9ダーツトライ】

休憩を挟んで後半戦に入ってからは突然試合スピードが早くなりました。
ガーウェンが爆発。
手がつけられい状態になり一気にまくって気がつけば勝ってた 笑

バーニーも大健闘しましたがやっぱりガーウェンはガーウェンでした 笑
MVG 10-8 RVB


16週間行われたプレミアリーグもいよいよ最終ゲーム。
マイケル・ヴァン ガーウェン vs ギャリー・アンダーソン

若干26歳 PDC最強バリバリのランキング1位と44歳の現世界チャンピオン（ランキング3位）というカードです。
2015年に入ってからはガーウェン優位ではありますが、対戦成績はほぼ互角です。
予選リーグもこのカードは1勝1敗です。

決勝は11レグ先取。
ギャリー先攻で試合スタート。
1レグ目ギャリートップダブル決められずさくっとガーウェンがブレイク。
これはガーウェンが走ると思ったらギャリー踏みとどまってガーウェンの暴走回避して2-2。

ギャリーここでの頑張りが功を奏す。
ガーウェンのチェックアウトが決まらなくなってきたところで、ギャリーが一気に攻め立てる！
ギャリーが確実にワンチャンを決めて、軽快にキープ、波に乗り7-3で休憩に入ります。

休憩終わってギャリー先攻でゲーム再開。
セミファイナルではこの休憩明けから爆発したガーウェンでしたが、このファイナルでもやっぱりスイッチオン！
いきなり2レグ連取して5-7まで返します。
このまま行く感じでしたが、またもやダブル決まらなくなりギャリーが踏ん張り8-5に。
直後ガーウェンが先攻キープ。
ギャリー8-6ガーウェンでいよいよゲームは後半戦に。

ダブル外したら落とすという状況で両者ダブルのチェックアウトに苦戦。
両者なんとかキープを重ね、ギャリーが10-7で先にリーチ。
そしてガーウェンがダブル決められないところをギャリーが見事に64点をアウト！

ギャリー優勝！



マイケルは余程悔しかったんでしょう。
表彰式では目を潤ませてました。
今年はビッグタイトルを全部勝つつもりだったからですかね。


ギャリーのファンとしてはとても嬉しい結果になりました。
勝負にタラレバは禁物ですが、もしチジーが準決勝であの32点を上がられてたら、、、
そう考えると本当に勝負のアヤというものはどこでどうなるかわからないものですね。
でも勝つ人って得てしてそういうチャンスを拾って優勝しちゃったりすることが多いように思います。

16週間に渡る長いイベントが終わりました。
プレミアはPDCの中でも間違いなく一番面白いイベントでした。


2015 プレミアリーグ チャンピオン
フライングスコットマン
ギャリー・アンダーソン

おめでとうギャリー！



2015 PREMIER LEAGUE DARTS プレイオフ
フルムービーはこちらからどうぞ。


【セミファイナル 第1試合 ギャリー・アンダーソン vs デイブ・チズネル】


【セミファイナル 第2試合 マイケル・ヴァン ガーウェン vs レイモンド・ヴァン バーナベルト】


【ファイナル ギャリー・アンダーソン vs マイケル・ヴァン ガーウェン 】


ではでは。

【PDC プレミアリーグ】 プレイオフ！！
選ばれし世界のトッププレイヤー10名によって2月から15週間にわたり行われてきたPDCプレミアリーグダーツ。
先週ですべての予選リーグが終わりました。
今夜いよいよ上位4名によるプレイオフが行われます。
リーグ1位 マイケル・ヴァン ガーウェン（オランダ）
リーグ2位 デイブ・チズネル（イングランド）
リーグ3位 ギャリー・アンダーソン（スコットランド）
リーグ4位 レイモンド・ヴァン バーナベルト（オランダ）

プレイオフの組み合わせ
マイケル・ヴァン ガーウェン　vs　レイモンド・ヴァン バーナベルト
デイブ・チズネル　vs　ギャリー・アンダーソン
もう誰が勝ってもおかしくありません。
PDCで一番強いガーウェン、今絶好調のチジー、現世界チャンピオンのギャリー、そして前年チャンプのバーニー。
勝負のカギはバーニーだと思います。
チジーに初のビッグタイトルを獲らせてあげたいところですが、
自分はギャリーファンですのでギャリーを応援します。
優勝は3600万円！！
会場は2万人収容のO2アリーナです。

日本時間 22日早朝3時からゲームオンです。
楽しみです！！

前回はPDCとBDOという2つの団体にそれぞれ一番メインとなるタイトル戦があり、
それが世界選手権でその優勝者がワールドチャンピオンですという話でした。
・PDC ワールドチャンピオンシップ
・BDO レイクサイドプロフェッショナル
比べてしまうとPDCの方が圧倒的に規模がでかくBDOは競技色が強めで地味です。
会場もPDCのようにビッグアリーナではなくホテルのホールです。
でも格式ある大会として認められています。
日本国内では全然知られていませんが素晴らしい大会なんです。

試合は国営放送であるBBCが全試合を生放送します。
4000万人が視聴していると言われています。
PDC＆BDOの世界選手権はイギリスでいう正月の風物詩みたいなものです。
正月は箱根駅伝をテレビで見るみたいな感じですかね w

BDOレイクサイドの優勝賞金は2000万円弱と高額。
9ダーツ達成には52000ポンド（日本円で900万円ちょっと）が用意されています。
レイクサイドで過去に9ダーツが出たのは1回だけ。
みなさんご存知のポール・リム、彼だけが達成しています。
当時優勝賞金は24000ポンドでしたので、ポール・リムは9ダーツ1回で優勝賞金の倍以上の賞金をゲットしました。


そしてレイクサイドのもう1つ大きなメリット。
個人的には賞金よりもこっちの方が大きいんじゃないかなと思ってるのが、
ベスト4に入ると2年間 PDCのメジャータイトルであるグランドスラム大会に招待されるということです。

グランドスラムというトーナメントはPDCの主要タイトル者、PDCランキング上位者、BDOレイクサイド上位入賞者、PDCユースチャンピオンの計32名によって行われる賞金総額7200万円のビッグトーナメントです。
試合は8組ロビンで行われるので最低でもPDCの舞台で3試合×2年も出場出来るわけです。
最下位でロビン落ちしても賞金45万円です w

昨年の優勝はフィル・テイラー 準優勝はデイブ・チズネル 優勝賞金は1800万円でした。

BDOレイクサイドに出て頑張ればPDCに出場するチャンスもついてくるんです。
なので準々決勝に勝ってベスト4に残った選手は優勝したのかっていうぐらいにみんな喜びます。
グランドスラムに2年間でられるってことは、有名になるチャンスでもあります。

このレイクサイドですがアジア代表選手として出場するためのアジア予選があります。
でもほとんど知られてません。
アジア予選は毎年日本で行われているのにあんまり注目されてません。
PDCに出るためのPDJ予選はみんな知ってるし参加するのに w
勝てばレイクサイドに出られる魅力的な予選なのに、、、
ちなみにアジア予選ですが日本人しかいません w

昨年の予選は浅田斉吾選手が優勝して、今年のお正月明けにイギリスに行きました。
結果は残念ながら1回戦敗退でしたが、レイクサイドの前に行われたBDO WINMAUマスターズでベスト16に入る快挙があったり、前年には清水浩明選手がディフェンディングチャンピオンのクリスチャン・キストを最後の最後まで追い込んだりと大健闘してくれたおかげでイギリスでも日本人選手が少しずつ注目されるようになってきてます。


今年もレイクサイドのアジア予選がJAPAN OPENの前日 7月11日土曜日に蒲田のPIOでおこなわれます。
参加条件があります。
・JSFDの登録選手でランキングが32位以内の選手
・国内地域推薦選手（若干名）
・アジア推薦選手（BDO、WDF認可団体からのエントリーに限る）
以上のどれかであれば予選に出られます。

このままいけば自分も参加できるのでランキング32位以内維持できたら挑戦してみます。

長々と説明してきましたが、PDCばかりがダーツじゃないよってことで
BDOレイクサイドという世界選手権をちょこっと知ったかして紹介させていただきました。

ではでは。

スティールダーツの現世界チャンピオンは誰でしょう？
この質問に答えられる人はどれくらいいますかね？
ギャリー・アンダーソン

そう答える人がほとんどでしょう。
もちろん正解です。
毎年12月半ばから年始にかけてイギリスで行われる「PDC World Champioんship」（世界選手権）で優勝した人が翌大会まで世界チャンピオンとなります。
今年はフィル・テイラーを破って初優勝したスコットランドのギャリーが世界チャンピオンです。
日本ではそのPDC ワールドチャンピオンシップしか知られていないのが現状です。
でも世界選手権はもうひとつあるのです。
BDO（British Darts Organisation)というPDCとは別のもうひとつの団体が年始に開催している「Lakeside World Professional」です。
その男子優勝のスコッティードッグことスコット・ミッシェル、
そして女子優勝リサ・アシュトン。
この二人も世界チャンピオンなのです。

スコット・ミッシェルなんて日本で知ってる人はほとんどいないんじゃないかと思います。
BDOのプレイヤーは認知度低いから仕方ないですね。
BDOのプロでも見たことある！って顔は結構いると思うんですけどね、
PDCに比べたらそりゃー人気も、ダーツレベルも下なんで仕方ないと思います。
日本でもケーブルテレビで流れてるダーツはすべてPDCの試合ですからね。

でも昨年のBDO世界チャンピオンは知ってる人多いと思います。

スティーブン・バンティングです。
彼はこの優勝を機にBDOからPDCに移籍しました。
移籍する途中でソフトダーツ「THE WORLD」のステージ8に突如参戦。
初参戦でいきなり優勝したことで「誰この人？」って思った方も多かったと思います。
実はハードの世界チャンピオンだったわけです w
PDCに移籍後の活躍はご存知のとおりです。

女子世界チャンピオンのリサは2連覇中です。

日本だとBDOレイクサイドはあまり注目されてません。
PDCのワールドチャンピオンシップだけが注目されています。
イギリスではBDOのチャンピオンもちゃんとワールドチャンピオンとしてPDCと同様の扱いをしています。

たとえば、フィル・テイラーは入場の際「シックスティーンタイムス チャンピオン オブ ザ ワールド」と紹介されますね。
16回の世界チャンピオンのうちPDCで勝ったのは14回です。
残りの2つはBDOでとった世界タイトルです。
バーニーもそうです。
ユニフォームにも5つの星がついてます、5回世界チャンピオンになった証です。
入場の際にも「ファイブタイムス（5回）」と紹介されます。
ですがPDCワールドチャンピオンシップをとったのは1回だけです。
あとの4回はBDOレイクサイド優勝です。

PDCの場合 入場するときに選手それぞれの曲が流れますが、世界チャンピオンになったことがある選手だけは曲の前に別のジングルやファンファーレなどが流れます。
バーニーのサイレンはかっこいいですよね。
あれは世界チャンピオンになったことがある選手だけの特権です。
今年PDCに移籍したバンティングは新入りですが、BDO世界チャンピオンなので入場曲の前にチャンピオンサウンドが流れます。
バンティングのユニフォームにも星が1つ入っています。
どこに入っているかぜひ探してみてください。


日本では認知度がほとんどないBDOレイクサイドプロフェッショナルですがPDCワールドチャンピオンシップと肩を並べるぐらい権威ある大会ということがわかっていただけましたでしょうか。

長くなるので今回はここまで。
もうちょっと踏み込んだ話は次でまたします。

ではでは。

その２はこちら

スティールダーツの先っぽ。
ポイントって折れることがあります。
とくにTARGET社のSTORMポイント。
いままでに2本折れました。

ソフトチップならバレルの中に残っている残骸を救出することはできますが、
スティールポイントは押し込んで固定しているだけなので、中で折れたらアウトです。
取り出せません。

そんな理由でダメになったバレルが手元に2セットありました。
そこにノルウェイこと井上賢司氏から面白い情報が。
イギリスのサイトに「中で折れたポイントをビネガーに漬けて溶かした」という書き込みがあったと。
うっそーん！お酢でポイントが溶けるのぉぉぉ？？
って最初は疑っておりましたが、どうせ解決策は他にないということでやってみました！

バレルの酢漬け！

そのサイト情報によると6週間で溶けたとのこと。
とりあえずタッパにバレルを3本入れて普通のお酢を浸かる程度いれました。
折れていない他の2本も入れたのは変色したり、バレルそのものに変化が出た場合を考慮して3本とも同じコンデションを維持するために3本入れました。

3日経過したところでお酢を新しいものに変更。
お酢は灰色になってました。
なんとなく溶けてる雰囲気。
バレルを出して確認してみたところ、中で折れたポイントはとくに変化なし。
でも綿棒いれたら黒い液体がついてくる、、そんな程度。

3日おきにお酢を交換して2週間経過したあたりで変化が。
虫歯のようにボロボロしてきました。
確実に溶けてます。

3週間目、半分くらい溶けたと思うところまできました。
ちなみにバレルにはなんの変化もありません。
お酢はポイントは溶かすけどバレルには影響なし！！

あっ ちなみに3日経過したお酢は激クサです。
すんげーー臭いです。
バレルもよっちゃんいカみたいなニオイ。
すぐ消えるでしょうけど。

5週間目、あとちょっとというところまで溶けました。
じれったくなってダイヤモンド製の細いドリルで残りを砕こうとトライしましたが、
ビクともしないのであきらめました。

6週間目、5日間ぐらいお酢変えるの忘れてました。
お酢の色が真っ黒になっていたので、期待してバレルをチェック！
完全にポイントが消えました！

情報通り6週間でポイントが溶けました！！！！！！

すごーーーーーーい！

たぶん日本でこれに成功したのは初なんじゃないかな。
実験結果、中折れしたストームポイントは6週間お酢に漬ければ溶けました！！


もし同じようにポイントが折れた方がいたらぜひこの方法を試してみてください。
お酢はまめに交換すること、6週間我慢する！これさえ守れば救出できます。

ストームじゃない通常のポイントはまだ検証していません。
ただいま実験進行中ですので、後日報告いたします。

ではでは。

すんげぇくだらないダーツグッズをイギリスから輸入してみました。
これです。

エイムトレーニングツール！！
日本円で480円です。
プラスチック製のなんでもない輪っかです。
上の小さい輪は根元が360度回転します。

適当な指にはめます。


ダーツを構えます。


すんげー狙える！！
これでTON80連発 間違いなし！！

まぁ試合では恥ずかしすぎて使えないけど w
試合じゃなくても恥ずかしくて使えないけど w
そして装着したところで意味ないけど w

私はこれを「ゴルゴ」と名付けました。

大切にしたいと思います。
欲しい人いたら差し上げます。

ではでは。

スティールバレルは買った時についてたポイント（先端の針）をそのまま使っている人がほとんどだと思います。
交換できると知らない方も多いようです。

うちの店ではポイント交換を承ってます。
だから宣伝というわけではありませんがポイントをカスタムすることも結構重要ですよってお話です。

使っているバレルになんとなく飽きてきたら、ポイントの色を変えるだけでも気分転換できます。
ダイヤモンド加工されたものやリングカットが入ったものに交換してボードから抜けにくいダーツにしたり。
また長さや材質が違うポイントに交換することでバレルの性能が劇的にかわることも多いです。

自分のバレル、投げ方、飛びにあったポイントを見つけるのもスティールダーツの楽しみです。
ソフトでチップにこだわるのと同じようにスティールもポイントにこだわってみましょう。

ではでは。