最近ちょっと更新してないですけど
実は2つほど書きたいことがあって煮詰めてました。

1つは紙フライトについて
もう1つはコッキングについて

この2つなんですけど、上手に文章にできず時間かかってました。
コッキングに関しては、スティールダーツに置いては秘密のベール的な部分。
とても重要なテクニックなので出来ればそっとしておきたい部類の話です。
知られるとみんな上手くなっちゃうからブログに書かないでっていう人もいるくらいです w

まず「コッキング」って何かを簡単に説明しないとですね。
コッキングは簡単にいえば「手首を曲げること」です。
反対に、曲げた手首を伸ばすことを「リリース」と呼びます。
ゴルフや野球では必須とされる技術です。
ようは手首の返しを使うことです。

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トンカチで釘を打つときって手首を使いますよね。
手首を使わないとトンカチにスピードが乗らないし、うまく釘に当たりません。
誰でも自然に手首の返し(スナップみたいな感じ)を使うかと思います。
その動作をコッキングと呼んでます。


ダーツでも世界トップのスティールダーツァーの多くがコッキングを使ってます。
フィル・テイラーのコッキングわかりますでしょうか。

腕を前に振り出す瞬間、手首が一瞬だけ遅れるんです。
自分はこれを「手首が負けてる」って言うんですけど(齊藤将志がそう言ったんで)
それがコッキングというテクニックです。

国内だとあまりコッキング使う人いないですね。
あまりソフトの試合見ないから知らないだけかな、本当はたくさんいるのかもしれないですね。
最近みた中では座波プロのスローは上手にコッキングしてるなあって思いました。

コッキングはダーツを少ない力で楽に飛ばす、できるだけ同じラインで飛ばすためにとても重要な技術だと思います。

そんなコッキングのことをブログに書くのはいろいろ面倒だなって思ってたんです。
そしたら今朝LINEに齊藤将志からある動画のURLが送られてきたんです。
彼は自分以上に世界トップのスティール技術を研究してるカリスマダーツショップ店員です。
「凄くないですか?」のコメントが気になって早速チェック。

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2006年ユニコーントーナメントのシングルス決勝最終レグ。
あの松元大奉の試合映像でした。
最近の人は知らないだろうけどこの頃トーナメントで無敵を誇ったダーツプレイヤーです。

彼のスローをみて衝撃を受けました。
なんせバックブローしてるし、コッキングしてるしそのタイミングも完璧でした。

なにこれ!この動画があればコッキングとはなんぞやって説明いらないじゃん。
ってことで大奉くんが投げてるところだけを抜いて編集しました。
コッキングのすべてが凝縮されてます。



まるでPDCプレイヤーみたいです。
ピーター・ライトのスローに似てませんかね。
コッキングだけじゃなくてバックブローを知りたい人にも参考になると思います。

松元大奉、やっぱり凄いって思いました。
コッキングの神ですわ。

そんなわけでコッキングの話をとりあえずしてみました。
自分のスローに取り入れるのは簡単じゃないかもしれません。
別に必要ない技術かもしれないです。
こんなことしてるみたいですよって話ですので
あとはみなさんで試してみるなり、馬鹿にするなりでよろしくです。

さぁ、コッキングを試しにダーツ投げに行きましょう!

To be continued....

ではでは。