ドリー・ファンク・ラブ

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自称日本一のスティールダーツマニアによるスティールダーツが180パーセント面白くなるブログ

2017年02月

生涯スポーツとしてのダーツ

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ダーツは文科省や厚労省から生涯スポーツと位置づけされています。
小さいお子さんからシルバー世代のおじいちゃん、おばあちゃんまで、そして障がいを持った方でも楽しめる素晴らしさがあります。
トーナメントやプロツアーなど競技面が先行しがちのダーツですが、こういうった健康、教育、レクレーションなどの生涯スポーツという面にも力を入れている地区や団体が最近増えてきています。
これでも自分はダーツの社会性を高めるということを日頃から考えています。
偽善なのかもしれませんが、ダーツを少しでも社会に認めてもらいたい、知ってもらいたい、触れてもらいたいと思ってます。
なのでダーツに携わる者として、こういった活動に力を注いでいる方たちには、いつも感謝と尊敬の念を抱いています。

そんな指をくわえてるだけの自分のところに、昨年末ある話が舞い込んできました。
高齢者の方たちのダーツ部があり月に一度、店を使わせてもらいたいというお話でした。
以前は巣鴨の「らくだ」さんを利用されていたようなのですが、昨年末に閉店されたことをうけて代わりの店を探していらっしゃったようです。
日本ダーツ協会の方や選手の方がドリズを紹介してくださり、チームの方から連絡がきました。
願ってもない話しでしたので快諾させていただきました。



今日そのクラブがドリズに移って初となる集まりがありました。
ダーツクラブの名前は「射楽 しゃらく」というそうです(今日決まったそうです)
メンバーはみなさん70歳以上の方ばかり、70歳なら若い方だそうです!
なのにみなさん本当にお元気で見ているこちらまで元気もらえます。
とにかくダーツを楽しんでいらっしゃいました。
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そしてシニアのみなさんが一生懸命ダーツしているのを見て改めてダーツは生涯スポーツなんだなと実感しました。
矢をボードに投げるという動作、そしてスローラインとボードの往復って高齢者の方にはちょうどいい運動なんですね。
そして何よりスティールダーツ特有の、点数の計算とアレンジ!
これが高齢者の方にはとても大変というかひと苦労のようでした。
でも言い方が悪いですが、そこがボケ防止として頭の体操になっていて、ダーツが高齢者スポーツとして向いている一面なんだなと思いました。
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チームに分かれてガロン戦をされたり、その後はシングルスで対戦されたり、、
ちゃんとノートに対戦結果をつけて集計されていて、勝負ということでもみなさん楽しんでいるのが伝わってきました。
とにかく楽しそうにダーツされてました。

ちなみにドリンクはみなさんソフトドリンクなのかなと思ってたんですが、なんと生ビールしか出ませんでした (笑)
普段店でやっているリーグ戦よりも生ビールが出ました w
フードもうちは量が多いにもかかわらずみなさんペロっと平らげていただきました。



ダーツもみなさんとても上手でした。
なかにはとても上手な方もいらっしゃって、普通にリーグで通用しちゃうレベルの先輩ダーツァーもいらっしゃいました。



今後もダーツクラブ 射楽の集まりは毎月最終の月曜か火曜に開催予定です。
その際はドリズの営業はOPEN〜17時まで貸切となりますのでご協力よろしくお願いします。

ダーツのトーナメントも今後はメンズ、レディース、ユースのほかに「シニア」部門もできるようになっていけばいいですね。
実現できるよう自分ができることを探しながら、今後とも協力できることに尽力していきたいと思います。

今日は先輩たちのダーツを見て、自分もこれから先まだまだダーツ楽しむぞ!って元気もらいました。
射楽のみなさん、ありがとうございました。

ではでは。

リリースの違い

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ソフトダーツからスティールダーツの技術を覚えようとするとき、最初にぶつかる壁。
それが「抜く」リリースです。
裏抜きができないという人も同様です。
今回はこの「抜く」ということができない人へのアドバイスです。

リリースだけじゃなくて、ソフトとスティールのバレルの違いに関しても触れようと思います。
実はスティールを理解する上で、とっても大事なことなので知っておいてほしいです。

自分がよく口にするソフトとスティールの違い。
今回の話はその核になる内容だと思います。
読んでいただいて、必要に感じる部分はぜひ生かしていただいて、不要に感じたら部分は無視してください。



リリースの違い

スティールダーツのリリースは「抜き」です、「滑り」と表現してもいいかもしれません。
世界的にみてもトップ選手の多くは抜き系のリリースです。
もちろん抜かない、プッシュ系のリリースをする選手もいます。

「抜くリリース」
この意味、なかなかわからないですよね。
自分の店でもソフトの選手がスティールダーツの技術を身につけようという時、最初にぶつかる壁がこの「抜くリリース」です。

矢を制御しすぎないで、矢に任せる。
飛ばすというエネルギーを伝えすぎないで抜いてあげる。
簡単なイメージでいうと、ボウリングじゃなくてカーリングっていうニュアンス。



そう言っても最初はみんな抜くことができず、矢に力がすべて伝わっちゃう。
腕を振った分だけ矢速になって飛んでいく。

ソフトダーツをやってきたひとにとって、抜くリリースができないのはに当然のこと。
ソフトダーツではいかにミスなく力を伝えるか、そういうリリース技術が大切です。
でもそれはソフトダーツのバレル、ソフトダーツのゲーム性に合った飛ばし方で実のところスティールには向いていません。

なんでソフトとスティールでは飛ばし方が違うのか。
(同じでもいいんだけど、、)
自分は2つの大きな要因があると考えています。
その1つがバレル特性の違いによるものです。



バレル特性の違い

スティールバレルの特徴。
それは中が詰まっているということ、質量重視で作られています。
スティールバレルの褒め言葉は「よく飛ぶねぇ」ではなく、「よく詰まってるねぇ」です。
とくに海外メーカーはバレルの中を絶対くり抜きません。
質量が一番大切って考えているがゆえです。
バランス配分やデザインを重視してバレルの中をくり抜くということをしないのがスティールバレル。
(これは考察とかじゃなくて某有名メーカー技術者のお墨付きの事実です)
スティールメインの海外メーカーと、ソフトメインの国内メーカーが作るバレルの大きな違いがここにあります。

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スティールのバレルは先端が鉄、重さもあるし、質量も高い。
楽に飛ぶし安定しています。
しかも刺さった矢には矢角がつくし、それを生かすスタッキングという技術もある。
スティールのバレルはその部分の特徴が生きるよう質量を第一に考えて作られます。
そういうバレルだとスタッキング時に弾かれることも少なく、力をたくさん伝えなくても矢が飛びます。
必然的に飛ばすスローイングよりも、方向性や再現性を考えたスローイングになります。
抜くリリースをして矢にやらせるという理屈です。

一方でソフト用のバレルは先端がプラスチック、重さも軽い、質量も低い。
なので飛ばない(仕方がないです)
だから飛ばさなきゃいけないし、ミスなくコントロールしてあげなきゃいけない。
そのため、飛ぶカタチ、リリースで力が伝わるカットなど、飛ばすことを重視したデザインや設計がされています。
そこに関しては国内メーカーのバレルはとても秀悦。

ゆえにソフトダーツ出身の人はみんな矢を飛ばす為のフォームだし、そういう立ち方、そういう投げ方、そういうリリースです。
ソフトダーツなら、それがセオリーだと思います。

でもスティールはバレルの特性、ボードへの刺さり方が違うので、結果フォームも違えば、立ち方も違う、リリースの仕方も違ってくるのは当然なことだと思います。
自分がソフトとスティールは違うという大きな理由はここにあります。

この違いを理解していないから、重いバレルを使えない人が多いのかもしれません。
重いバレルは勝手に手から離れてくれるし、よく飛びます。
だから無理に制御するんじゃなくて、やらせてあげることが大切。
無理に飛ばそうとすればするほど、力と力が喧嘩して上手に扱えない。
重いバレルって本当はとても簡単なんです。
イギリスではユース選手や女子選手の多くが重いバレルを使っています。

スティールバレルとソフトバレルの特性の違い。
ご理解いただけましたでしょうか。
質量重視 vs デザイン重視
スタッキング重視 vs 飛び重視
質量多め vs 質量少なめ
重い vs 軽い
などなど。
どちらがいいとかではありません。
道具の違いです。
この特性の違いがあり、それを生かすための技術。
ベースとなるものが違うので、投げ方などが違ってくるということです。

国内ではこのことを知らないメーカーさんがほとんどだと思います。
日本はソフトダーツの国ですから、ソフトダーツ重視で製品開発されるので当然のことでしょう。
それでも一部のメーカーでは、この特性のことを知って、スティールの研究に注力。
すでに素晴らしいプロトを製作しはじめているところも出てきています。
ソフトとスティールの違いという観点においてバレル特性の違いはとても大きな要素です。
国内メーカーさんにもぜひその事を知っていただいて、さらに良いモノ作りをしてもらえたらと思います。




グリップのなかでダーツが動く

ソフトダーツで長年鍛えた方ほど、「抜く」リリースが苦手のようです。
それは抜くということがソフトダーツだとミスに当たるからなのかもしれません。

ソフトはダーツが手から離れるまで、基本グリップとダーツの関係はそれほど変化しません。
しっかりとグリップして、リリースポイントで矢が動きだしてリリースされます。
しかしスティールダーツはテイクバックから矢を前に動かすと同時に手首が返りはじめ、そのとき手首の動きに合わせてグリップの中で矢が動きます。
グリップの中で矢が滑りだすっていう感じでしょうか。
手からバレルが離れる以前に手首を返しながらグリップの中でバレルが動きはじめます。
腕の振りだけでなく、手首の返しがあって 矢が動き始めるというのが重要。
それをスムーズに行うための動きがコッキングになります。

注意すべきは、指から離れる際にいきなり矢を抜くのではないという点。
テイクバックをしたところから、前方に動き始めるとほぼ同時にグリップの中でバレルが抜け始めます。
点ではなく線で離していく、リリースポイントではなくリリースゾーン。

グリップの中で矢が動く。
そして矢が勝手に指から離れてリリースされるという一連の動きが「抜き」です。
リリースの瞬間に抜こうとしても抜けません。
多くの人が最初は「抜き」という感覚がつかめない理由がここにあります。
リリースだけで抜こうとしてしまうためです。
指から離れる以前に、グリップの中でバレルが動く。
それが抜くというリリースにつながります。
文章で伝えるのは難しいですね。

説明動画作りましたので貼り付けておきます、ぜひご覧ください。



手首を固定して、矢にインパクトをかける人が多いソフトダーツでは、グリップの中で矢が動く、矢がすり抜けていくという感覚はなかなかわかならいことだと思います。
もちろんソフトダーツでもそうやっている人はいると思いますが、少数派でしょう。

このリリースの違いがわかっていないと、PDCプレイヤーのリリースを見ても理解することが難しいですし、本当の裏抜きや表抜きはできません。
これを理解して上手にできるようになると「抜くリリース」でもきちんと矢をコントロールできるようになります。

手首の返しは投げるためじゃなくて、矢を抜くための動作。
そう思って練習してみてください。

リリースの時にダーツを支えている指がすべて同時にすり抜けると無回転。
親指にのせて滑らせると左回転がかかります(右利きの場合)

非常に微妙な部分で文章だとわかりづらいかもしれません。
それでも何かしらのヒントにしていただけたら嬉しいです。
今回はソフトとスティールのバレル特性の違いというテーマにも触れましたが、
これはソフトとスティールの両立という話になったときに欠かせない要素です。
知っておいていただけると役に立つと思います。




最後にここまで読んだうえで見てほしい動画を貼っておきます。
リリースの瞬間に抜くんじゃなくて、グリップの中ですでに抜けはじめてる。
それがわかりやすい動画だと思います。

ではでは。

unicorn ON TOUR

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ユニコーン製のボードドア取付キット「ON TOUR」
扉にハードボードを簡単に取り付け可能なキットです。
持ち運びもできて遠征先のホテルなどでもすぐにボードを取り付けて練習できたりするすぐれもの。
キットの中にはエクリプスボード、取り付けバンド、取り付け用板、オキメーター(距離計測メジャー)、スローラインマット、バッグの肩掛けバンドが入ってます。
持ち運びするには結構重いけど、これだけでどこでも気軽に練習ができるのはとっても便利。
ユニコーンの選手には愛用している人が多いそうです。
ダーツユーチューバーのJapanese Guyこと西田Dも愛用していて、先日このON TOUR紹介してましたね。

これ、以前からずっと欲しかったんです。
そしたらです。
昨年末にイギリスから一時帰国したまたろー(門間太郎氏)がお土産でプレゼントしてくれました!神か!
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ようやく手に入ったものの、年末年始は忙しくて自宅でダーツって感じではなかったので、ずっと試せず。
先日やっと時間ができたので自宅で使ってみました。

取り付けてる動画は西田Dがアップしているのでこちらを見てください。

Japanese Guyいつ見てもセンスがあって面白い動画作ってくれますね。

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キットはこんな感じのケースというかバッグに入ってます。
このバッグを肩から掛けられるストラップも付属してます。

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ボードは本来エクリプスが付属してますが、自分はBLADE溺愛者ですのでWINMAU製 BLADE4を装着。

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スローラインとしてこんなマットが付属しています。
裏はすべりにくい加工がしてあるので床に置くと簡単には動きません。
距離を測るためのオキメーター(メジャー)も付属してます。

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スローラインから見るとこんな感じ。
いいですね。
自宅にボード設置したいけど、距離がとれないし、設置できる場所がないっていうこと多いですが、ホテルにしても、自宅にしてもドアの前ってダーツ投げるぐらいの直線は確保されている場合が多いですよね。
そういう意味でもこのドアに取り付けるっていう発想はとてもグッドです。
90度開閉するので、環境によってはドアを開けて使うっていうこともあるでしょう。

しっかりバンドで止まるので、ボードが下に下がってくることもないです。
音も静か、ドアの材質によってはいい音がすると思います。
振動も気にならないので集合住宅でも安心。
音が気になる人はタオルなどを挟めば、消音効果あがるし、ボードも安定すると思います。

ちなみにダーツ投げてるとき、ドアをいきなり開けたりしないようバンドの裏側にはこのような注意書きがしてあります。
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バーニーが泊まってる部屋のドアにはこれが掛かってることが多いそうです w

この持ち運び可能、ドアつけキット「unicorn ON TOUR」の価格ですが、、、
イギリスでの価格は約7,500円。
もしこれを海外サイトで買って日本に送ってもらうとすると送料は5,000円超え。
さらに税関で手数料として2,000円ぐらいとられるので全部で15,000円ぐらいかかります。
高いなぁぁぁ。

残念ながら国内で取り扱っているところは今のところなさそうです。
もし売っているところあったら情報ください!
ユニコーン代理店のTiTOさんで取り扱ってくれないかなぁ。

ちょっと手に入れにくい商品ではありますが、これは本当にオススメでございます。
来月岡山に遠征に行くとき持って行こうかなぁ。

またろープレゼントしてくれてほんとありがと!

ではでは。

ジャスティンの師匠

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BDOマスターズのユース部門で2連覇して、今年のBDOレイクサイドでも優勝しユースワールドチャンピオンになったジャスティン・ヴァン テルゴゥ。
ここ7年間でどんどん上手くなっているジャスティンですが、誰に教わっているのかなとずっと気になってました。
いろいろ調べて見つけました。

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オランダのPDCトップ選手だったThe Matchstick(マッチ棒)ことコ・ストンペでした。
ワールドカップでもオランダ代表でバーニーとペアを組んで活躍していた選手です。
投げる時に前方でトントンと2回ユーミングする特徴的なスロー。



ジャスティンはストンペからいろいろ習っているんでしょうけど、投げ方はぜんぜん違います。
師弟関係の場合、師匠は弟子に何を伝えるのか。
PDCトップにも師弟関係っていますが、みんな投げ方違います。
フィルとルイス、ギャリーとスミス。
何を教わるんですかね、とっても興味があります。

やっぱり世界トップで戦っていた人が教えると、ちゃんとその世界に導いてくれるものなのかなって思いました。
50歳超えたらオランダにコーチングの勉強しに行きたいと思ってます。
思ってるだけですが、、

最後にこの写真。
オランダの二巨頭による決めポーズコンボ!
これ伝説✨
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ではでは。


PDCプレミアリーグ2017 いよいよ開幕!

Betway-Premier-League-Darts-2017_2
PDCの数ある試合のなかで一番人気があり、一番規模が大きいイベント
BETWAY PREMIER LEAGUE DARTS
いよいよ日本時間の明日4時に開幕します。

プレミアリーグは2月2日〜5月18日まで毎週木曜日 夜7時に開催されます。
日本時間だと金曜の早朝4時です(サマータイムになると早朝3時)
自分は2月〜5月まで毎週金曜日は寝不足確定です 笑

プレミアリーグに参戦するのはPDCトッププレイヤー10名です。
PDCランキング上位4名、スカイスポーツスポンサー枠2名、ワイルドカード4名。
スポンサー枠とワイルドカード枠の選手は年始のワールドチャンピオンシップ決勝が終わった直後にPDCチェアマンであるバリー・ハーンから発表されます。
このプレミアリーグに選出されることはPDCプレイヤーにとって一番の誇りであり、PDC選手なら誰もが憧れるイベントです。
バーニーは以前インタビューでワールドチャンピオンシップとプレミアリーグにダーツ人生のすべてをかけていると言っていました。
いつの日かプレミアに日本人が入る日が来て欲しいな、、、自分が生きている間は無理だろうなあ。
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さて今年の10名です。
初出場はクラッセン、ようやく入りましたね。
あとキムが帰ってきました。
注目はやっぱりMVGとクラッセンの犬猿の仲が揃ったこと。
この二人、昔は非常に仲の良かったのですがガーウェンの現在の奥さんと三角関係になり仲がこじれました。
以来試合であたっても握手もしない、言葉も交わさない、目も合わせなくない関係です。
そんな二人がプレミアでどうなるか、個人的にとても注目しています。
これを機に少しでも仲良くなったらいいなと思ってます。
この二人が対戦するのは第3週目2月16日です(日本時間2月17日)

あとは今年限りでの引退を発表したフィルにも注目してます。
というか応援したい、頑張ってほしい。
毎年フィルはこのプレミアが始まると体調を崩します。
そりゃあ、他のトーナメントをやりながら毎週木曜日に世界トップ10のメンツとこのプレミアリーグをこなすわけです。
プレミアメンバーは2月〜5月のあいだは本当にタフなスケジュールなんです。
フィルは今年は細かい試合には出ずにこのプレミアに照準を合わせてくるだろうと思うので期待しています。

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プレミアリーグはその名の通りリーグ戦です。
毎週5試合が行われ、試合形式は501のベストオブ12レグ。
7つレグを取れば勝ち、6−6の引き分けもあります。
この引き分けがあるところがプレミアリーグを面白くしています。
勝つと2ポイント、引き分け1ポイント、負け0ポイントです。

そして最初に注目されるのがジャッジメントナイト(審判の夜)と呼ばれる9週目です。
9週目で総当たり戦が終わります。
この週に下位2名が脱落し、戦線離脱となります。
このジャッジメントナイトで脱落する2名を当てるというのが、ブックメーカーの賭けの対象として人気があります。

そして2名がいなくなった10週目以降は8名で再度総当たり。
毎週ふたりの選手がダブルヘッダーとなるので、試合数は5試合のままです。
15週目が終わったところで最終順位が確定。
1位〜4位の選手が16週目にプレイオフを行います。
セミファイナルは1位と4位、2位と3位が試合、勝った二人でファイナルとなります。
たしかプレイオフが10先か11先だったと思います。

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プレミアリーグは賞金も桁違いです。
今回のプレミア賞金総額が1億2300万円です(1ポンド=150円で換算)
プレミア優勝は3750万円、あとリーグの最終1位にもボーナスで375万円が用意されてます。

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そしてプレミアリーグは毎週会場がかわります。
開催会場はイギリスとオランダの各地にあるビッグアリーナを毎週転戦します。
観客数は約7,000人〜18,000人、有名アーティストがコンサートするようなビッグアリーナだったり、サッカースタジアムだったり、とにかくプレミアは規模が凄いです。
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チケットは会場の規模にもよりますが、だいたいアリーナ前部のテーブル席で20,000円〜25,000円ぐらい。
アリーナ後方テーブル席で15,000円、スタンド席は前の方が10,000円、後ろの方で7,500円〜5,000円です。
このプレミアリーグは非常に人気イベントで開幕戦のチケット7,000枚も発売と同時にSOLDOUTでした。
日本で行われるPDCも武道館超満員とかにならないかな。

さて、ざっとプレミアリーグってこんな感じというのをご紹介させてもらいました。
説明多すぎて読むの疲れちゃったと思いますが、とにかくPDCで一番人気の試合ってことです。
そして試合会場が馬鹿でかくて、それでも超満員で盛り上がる。
毎週金曜の早朝はゲキアツ!ってことでございます。

自分だけ盛り上がってもつまらんので、少しでもこの素晴らしいイベントを知ってもらいたいなと思って記事にしました。
視聴はPDC.TV HDという専用ストリーミング放送で可能です。
https://www.livepdc.tv
有料チャンネルです、でも契約する価値あります。
SUBSCRIBEという項目から契約できます。
メアドいれてクレジットカード情報入れれば終わり。
時差の関係で放送が早朝っていうことはありますが、良かったらぜひ!

自分は録画しますが、著作権の関係がありYouTubeで公開できません。
ドリズでは録画したプレミア全試合を放映しますので、良かったらドリズに観に来てください。

今回特別に昨年のプレミアリーグ第7週の映像をここだけで公開しますので、これみてスケールの大きさ感じてください。


今夜の開幕戦の対戦カードです。
Kim Huybrechts v James Wade
Raymond van Barneveld v Adrian Lewis
Phil Taylor v Dave Chisnall
Gary Anderson v Michael van Gerwen
Peter Wright v Jelle Klaasen
いきなりガーウェンとギャリーという目玉カードです!!
楽しみでならないっ
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ではでは。

  



    スティールダーツ考察まとめ


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