先日のワールドマッチプレイで16回目の優勝を決めたフィル・テイラー。
そのマッチプレイでのフィルが投げた矢の飛びです。
一般的な目線で見ればこの飛びはとても綺麗とはいえない放物線です。
リリース後に矢が右を向いてそこからしゃくれ上がるように上を向いてターゲットを捉えます。
こんな飛びをしていたら間違いなく「お前のダーツひどい飛びだな」って言われかねません。
しかしながら、ダーツ史上ナンバーワンの選手の飛びです。
スティールダーツの場合、大事なのは綺麗な飛びではなく
・バレルそのものの特性を活かす
・自分のスロー特性を活かす
これが大事になってきます
そしてそれが個性であり、その人の武器になるわけです。
PDCトップ選手の飛びをたくさん見ましたが、みんな個性があります。
綺麗なフォームで投げる、綺麗に飛ばすことよりも、
自分ならではの飛び、自分ならではの入れ方を極めることが大切だなと
フィルの飛びをみて改めて思いました。
ではでは。